「AIに指示しても思った通りの文章が返ってこない」——その原因のほとんどはプロンプト(AIへの指示文)の書き方にあります。
この記事では、YouTubeクリエイターがすぐに使えるプロンプトの基本ルールと実例を紹介します。コピーしてそのまま使えます。
プロンプトの基本:5つの構成要素
質の高い出力を得るプロンプトには、共通して以下の5要素が含まれています。
| 要素 | 内容 | 例 |
|---|---|---|
| ①役割 | AIにどの立場で答えさせるか | 「あなたはYouTube脚本の専門家です」 |
| ②目的 | 何を作りたいか | 「動画の冒頭30秒の台本を作ってください」 |
| ③条件 | 文体・文字数・制約 | 「話し言葉・500字以内・難しい漢字は使わない」 |
| ④ターゲット | 誰向けのコンテンツか | 「AIに興味がある20〜30代の会社員向け」 |
| ⑤参考情報 | 背景・補足情報 | 「動画テーマは〇〇。前回の動画は〇〇だった」 |
全部入れる必要はありません。①②③の3つを押さえるだけで出力品質が大幅に上がります。
【コピーして使える】クリエイター向けプロンプト実例集
① 動画企画を10案出す あなたはYouTubeチャンネルのプロデューサーです。 以下のチャンネルコンセプトに合った動画企画を10案出してください。 【チャンネルコンセプト】〇〇について発信するチャンネル 【ターゲット視聴者】〇〇に興味がある〇〇代 【最近の動画テーマ】〇〇、〇〇、〇〇 条件: ・検索されやすいテーマを優先する ・シリーズ化できるアイデアを3つ以上含める ・タイトル案と企画の概要(2〜3行)をセットで出す ② 脚本の構成案を作る
以下のテーマでYouTube動画(5分尺)の構成案を作ってください。
【テーマ】〇〇
【結論・視聴者へのメッセージ】〇〇
【動画を見た後に取ってほしい行動】〇〇
出力形式:
・各セクションのタイトル
・そのセクションで話す内容の要点(箇条書き2〜3点)
・目安の尺(秒)
③ コメント返信文を作る
以下のYouTubeコメントへの返信文を3パターン作ってください。
【コメント内容】〇〇〇〇〇〇
【チャンネルのトーン】親しみやすく、カジュアル
条件:50〜80字以内、絵文字は1〜2個まで
④ 動画の概要欄(説明文)を書く
以下の動画の概要欄を書いてください。
【動画タイトル】〇〇〇〇〇〇
【動画の内容まとめ】〇〇について〇〇を解説。〇〇が分かる。
【チャンネル登録・SNSリンク】(後で自分で追加)
条件:
・冒頭2行に動画の価値を凝縮する(検索表示で見える部分)
・タイムスタンプの見出しを含める(実際の時間は後で修正)
・関連キーワードを自然に含める
⑤ SNS投稿文(動画告知)を作る
以下のYouTube動画の告知投稿文をX(Twitter)用に書いてください。
【動画タイトル】〇〇〇〇〇〇
【動画URL】(ここに貼る)
【動画の一番伝えたいポイント】〇〇
条件:
・140字以内
・ハッシュタグ2〜3個
・「見てみて!」的な押しつけ感を避ける
プロンプトを改善する3つのコツ
1. 出力が気に入らなければ「修正指示」を追加する
一発で完璧な出力を求めるのではなく、「もっとカジュアルに」「3行目を具体的な例に変えて」と対話しながら磨いていくのがコツです。
2. 良かった出力を「テンプレート」として保存する
うまくいったプロンプトはメモアプリに保存しておきましょう。次回から同じ品質の出力が安定して得られます。
3. 長すぎるプロンプトより「短く明確な指示」を優先する
プロンプトが長くなりすぎると、AIが指示の優先順位を読み誤ることがあります。最重要な条件を3つまでに絞る意識が大切です。
どのAIに投げるべきか
上記のプロンプトはどのAIでも使えますが、用途による使い分けはこちらが参考になります:
- 脚本・長文 → Claude・ChatGPT・Gemini 比較記事を参照
まとめ
- 良いプロンプトの基本は①役割 ②目的 ③条件の3要素
- 一発完成を狙わず、対話しながら修正する
- うまくいったプロンプトはテンプレートとして保存する
プロンプトは「センス」ではなく「構造」です。上記の実例をベースに、自分のチャンネルに合わせてカスタマイズしてみてください。
※本記事の情報は2026年4月時点のものです。


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