スーパーや食材を売っている小売店などにおいてある酢イカを見て
「おつまみに買おう」
「ちょっとした箸休めに買おう」
と思って買ったことはありませんか?
今回ご紹介しますのは、
少ない材料で市販されている酢イカが簡単につくれてしまったので
ちょっとした時間でつくっておいて、料理の足しや
空いた時間におつまみとしてつまめる一品をご紹介いたします。
相方や子どもたちに食べてもらった結果、
相方「これ、イカくんやん!」
子どもたち「身がぷりぷりしてておいしー」
と大好評だった一品です。
私の場合、あまり主食以外のところでお金を使うことが滅多にないので、一番安いところで酢イカのパックを買おうとしても、価格がとても高く手が出せずにいました。
ですが今回は、親が私の家へもってきてくれたイカがあったので、このイカを使ってとても安く酢イカを作ってみよう!と考え家にある調味料だけで簡単に作れるものを作ってみました。
イカはとても栄養素が豊富だという話も聞いておりましたので、イカについての栄養素情報も調理項目に載せておきます。
さらに、下処理なしのイカであれば、酢イカを調理する作業時間は5分もかからないのではないでしょうか。
また、イカは、安くだと1杯100円程度で売っている時もあり、とてもリーズナブルに一品をつくることができます。
これを機に一品作ってみても良いのではないでしょうか。
体への健康効果
更に、
イカは骨や筋肉になる高タンパク質。
肉類のように脂質が多くなく低脂質・低カロリー。
栄養ドリンクにも含まれる疲労回復に効果のあるタウリンも豊富。
(イカ表面に吹く粉はタウリンが結晶化したもの。)
細胞の再生やストレス軽減・免疫力の向上に効果があるといわれている亜鉛が豊富。
女性には、更年期障害の改善に効果あり。
貰ったイカ
こちらが、今回頂いたイカです。

既に解体してしまっていて、申し訳ありません。
見たところ、モンゴイカ?だと思うのですが分かりません(笑
そこで、少しイカについて調べてみました。(下記リンク先参照)
見分けのつきにくいものを見分けることって、難しいですね(汗
上記のイカについての分類と、解体してみた時、背に入っている貝殻が白く硬い甲ではなく透明な細いイカ軟骨だったので、コウイカではなく、あおりイカだったと思います。
間違ってしまっていたら申し訳ございません。
(わかる方がいっしゃいましたら教えて頂けるとありがたいです。
貰ったイカを簡単に酢イカにしてみました。

栄養情報
あおりイカ:100gあたり
エネルギー | 76 | [kcal] | カルシウム | 18 | [mg] |
水分 | 75.7 | [g] | リン | 170 | [mg] |
タンパク質 | 21.1 | [g] | 鉄 | 0.2 | [mg] |
脂質 | 1.6 | [g] | ナトリウム | 200 | [mg] |
コレステロール | 微量 | カリウム | 290 | [mg] | |
糖質 | 0.1 | [g] | ビタミンA レチノール | 3 | [μg] |
食物繊維 | 微量 | ビタミンE | 微量 | ||
食塩 | 0 | [g] | ビタミンB1 | 0.03 | [mg] |
タウリン | 635 | [mg] | ビタミンB2 | 0.05 | [mg] |
アルギニン | 757 | [mg] | ナイアシン | 2.9 | [mg] |
グリシン | 733 | [mg] | ビタミンC | 微量 | |
プロリン | 620 | [mg] | アラニン | 189 | [mg] |
灰分 | 1.7 | [mg] | オルニチン | 8.8 | [mg] |
料理の概要
調理は、とても簡単です。
- ・イカを用意する。(下処理が必要であれば、下処理。不要であれば切るだけ)
- ・イカを茹でる。
・調味料を混ぜた漬け汁に切ったイカを漬ける。
・漬かるのを待つ。
です。
では、早速私の調理した方法について下に詳しくご紹介いたします。
【材料】
- イカ:1杯
調味料
☆ | 酢 | 50cc | (大さじ3杯弱) |
☆ | 本みりん | 大さじ1杯 | |
☆ | 塩 | 小さじ1と1/2 | |
☆ | 砂糖 | 大さじ2杯 |
用意するのはこれだけです。
自分で料理を作る時は、材料の量や味加減を自由に調整できるところがとても良いところですね。
酸っぱい味が好みの方は、酢の量を多めに。
作り方
・下処理
まず、イカの下処理をします。
・イカのハラワタを取り出す為、胴の内側にある背骨と胴を剥がすようにゲソの部分を引き抜いて、ハラワタを取り出します。
・引き抜いたハラワタ+ゲソを分離します。
※(新鮮なイカの)ハラワタが好きな方は、はらわた焼きを作って食べることをお勧めします。
・ゲソ部でイカの目の下に包丁を入れて、目を分離します。
※目を切ってしまうと飛び散ってしまうので注意です。
(上手に処理できる方はそちらで処理をお願い致します。)
・ゲソの付け根にあるイカの口(カラス口)を取り除きます。
・ゲソの吸盤に硬い角質リングがありますので、こちらは、ゲソの付け根から親指の爪で削ぐようにスライドさせてしっかり取るか、包丁の背で同様にゲソ付け根からスライドさせて取っておきます。
・次に、胴の部分です。こちらは、筒の中身を綺麗にします。
※筒状の状態で胴裏のハラワタ・筋をキレイにできれば、イカ飯や煮物・焼き物の下処理はここで完了です。
・胴のエンペラの裏側から包丁の切先を身1枚胴口に向かって切り開くやり方か
胴口から包丁を差し込み、スーッと切り開きます。
・エンペラの左右を掴み、胴から剥がして、皮を取り除いていきます。
・切り開いたイカの胴裏に残っているハラワタ及び筋を綺麗に取り切ります。
(皮やハラワタ・筋を取り除く際、キッチンペーパーを使って取っていくと取り易くて良いですよ。)
※ここまで出来ましたら、新鮮なイカであればイカ刺しの下準備は完了です。
切込やお好みの長さや幅で切り分けて美味しく召し上がってください。
・イカは食べやすい大きさに切ります。
・一度、沸騰したお湯で茹でます。
※茹ですぎるとイカが硬くなっちゃいますので注意です。
・ザルで、水気を切ります。
・キッチンペーパー等で水分を取り除き(私の場合は、この処理を省略)
・☆印の調味料を混ぜ合わせた漬け汁に漬ける。
※漬け汁を数倍にしてヒタヒタになるまで漬けても大丈夫ですよ。
半日~1晩、冷蔵庫で寝かしたら出来上がりです。
※漬け汁が漬かりきっていない場合、途中で混ぜたりして全体的に漬かるようにすれば、程よい酸っぱさの酢イカが仕上がります。

まとめ
・イカを用意する。(最短切るだけ)
・混ぜた調味料に漬けるだけ。
・待つだけ。
食べる!
これだけなので、なんといっても簡単ですよね。
いかがでしたでしょうか?
なんといっても健康にも良い素材ということで、話題にもあがってきているイカを
簡単に作れて、量も多く、おつまみやおかずの一品にも出来ちゃうというのが良いところですよね。
料理するのは、手間だ。
お手軽におつまみだけが欲しいという方は、下記リンク先にイカのおつまみを載せておきましたので、こちらからどうぞ。
ではまた。
ペンギン屋
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